ティントコントローラー、パウダーブリーチEXを安全にお使いいただくために
使用上の注意をよく読んで、正しくお使いください。
過硫酸塩配合の製品でかぶれたことのある方には絶対に使用しないでください。
本品は過硫酸塩配合の製品で、アレルギー反応をおこすことがあります。
レセ ティントコントローラー・レセ パウダーブリーチ EX
ホーユー独自のテクノロジーがサロンカラーの創造性をサポート。
「レセ ティントコントローラー」と「レセ パウダー ブリーチ EX」は、メラニンのラジカル化をコントロールし、
トーンダウンした髪やグレイヘアのカラーチェンジなど、様々なヘアワークをサポートします。
脱色メカニズムの真相を解明。
ラジカルコントロールが、ヘアカラーの創造性を広げます。
これまで一般的に捉えられていた脱色作用のプロセスに、新しい発見がありました。
それは、メラニンは分解される前に、メラニンラジカルという状態に変化するという事実です。
この発見に基づいたレセ クリエイティブシリーズの2アイテムは、メラニンのラジカル化をコントロールすることを実現しています。
トーンダウンした髪やグレイヘアのカラーチェンジなど、さまざまなヘアカラーワークをサポートします。
TINT CONTROLLER
レセ ティントコントローラー
ヘアカラーの酸化染料だけを穏やかに分解。
毛髪への負担はアルカリカラーと同等以下 ※当社比
色の抜け具合が把握しやすい脱染スピード
POWDER BLEACHE EX
レセパウダーブリーチEX
メラニンとヘアカラーの酸化染料をしっかりと分解。
従来と比べダメージを軽減 ※当社比
急激な明度の変化が少ない脱色・脱染作用
RADICAL CONTROL
ラジカルコントロール
RADICAL CONTROL /
TINT CONTROLLER
RADICAL CONTROL /
POWDER BLEACH EX
髪への負担が少なく、計算しやすい脱色・
脱染機能でヘアカラーワークをサポート
ティントコントローラーとパウダーブリーチ EXは、
ヘアカラー毛への施術を踏まえて、髪のダメージケアに多角的にアプローチしています。
また、脱色力と脱染力のバランスを見直すことで、施術がしやすくムラになりにくい仕上がりを目指しています。
TINT CONTROLLER
色の抜け具合が把握しやすい脱染スピード
染料の残り具合に応じた時間差の塗りわけなど、髪の状態に適した施術がしやすい設計です。
アルカリカラーと同等以下のダメージで脱染
ティントコントローラーは、メラニンの分解を抑えるラジカルコントロールと3つのダメージケア成分によって、アルカリカラーと同等以下のダメージで染料の分解を可能にします。毛髪表面はもちろん、毛髪内部へのダメージも少なくなっています。
POWDER BLEACH EX
急激な明度の変化が少ない脱色・脱染作用
毛髪強度、毛髪脂質への影響を軽減
パウダーブリーチ EXは、ダメージケアの3つのアプローチによって、従来よりも毛髪強度、毛髪脂質への影響を軽減しながら、高い脱色・脱染効果を可能にしています。ダメージを起こしやすい高明度なカラーリングだからこそ、従来以上の配慮をしています。
TINT CONTROLLER / POWDER BLEACH EX 2アイテム共通のダメージケア
3つの成分によるアプローチ
1.損傷防止成分
・アルギニン(毛髪保護剤)
毛髪表面付近で生成するダメージ原因物質を、損傷防止成分がトラップし、毛髪表面の損傷を防ぎます。
2.コンディショニング成分
・カチオン化セルロース(毛髪保護剤)
毛髪のダメージ部分を選択的にコートすることで、薬剤の毛髪への作用を均一にし、過剰なダメージを防ぎます。
3.乾燥防止成分
・バレイショデンプン(基剤)
薬剤の液性をキープ(乾きにくく)することで、なめらかな操作性を維持し、施術時の毛髪への物理的ダメージを緩和します。
ベーシックプロセスと使用時のポイント
ティントコントローラーとパウダーブリーチEXを使用する際の基本的なプロセスを紹介します。
サロンワークでの施術お役立てください。
髪の状態を確認
お客様の希望と髪の状態を把握します。
※パーマ施術後の髪はティントコントローラーでも明度が上がることがあります。
薬剤選定
前処理
毛髪の保護が必要な場合は前処理剤を塗布します。
ドライイング
前処理剤塗布後、ハーフドライ以上に乾かします。
ドライイング
髪を4つのセクションに分けます。
薬剤調合
1剤と2剤を調合します。 使用量の目安 表を参照に、髪の長さや毛量に応じて薬剤を調合してください。各アイテムの混合比は記載の通りです。
薬剤塗布~放置
塗布はできるだけすばやく正確に行ってください。
塗布後は自然放置します。 脱染するときの塗布順序 脱染を行うときは、染料が一番強く残っている部分から塗布します。必要に応じて5分程度の時間差をつけます。
カラーチェック
トップやネープなど、数箇所から毛束を取り出し、薬剤をコットン等でふき取りチェックします。
シャンプー
充分に水洗を行った後、シャンプー剤で薬剤を洗い流します。オーバーカラーを行う際は頭皮をこすり過ぎないように気をつけます。
後処理剤
アルカリ性に傾いたpHを、過収れんを起こさない程度酸性に戻すために、後処理剤を塗布します。
トリートメント
コンディションをよくするためにトリートメントを塗布します。 ティントコントローラー施術後のヘアカラー剤選定について 2プロセス目のヘアカラーで、8レベル以上が希望の場合、新生部には1つ低い色番の使用をお奨めします。(未処理毛より明度が上がりやすくなります。)
※ヘアカラーの施術前は、レセコートオイル(頭皮用トリートメントオイル)の使用をお奨めします。
ケースワーク
ティントコントローラーの代表的な使い方を紹介します。
PROCESS+POINT(ベーシックプロセスと使用時のポイント)とともに、お客様に使用するときの参考にしてください。
髪の状態を確認
12レベルの髪を1.5ヶ月前にナチュラル系4レベルでトーンダウン。 中間部は8レベル、毛先は6レベルのムラになった状態です。
※パーマ施術後の髪はティントコントローラーでも明度が上がることがあります。
薬剤配合
1ティントコントローラーを40g、OX2%を160gの割合で混合します。
塗布
a:はじめに6レベルの毛先から薬剤を塗布します。
b:次に、8レベルの中間部に薬剤を塗布します。
塗り残しがないように新生部までオーバーラップします。
放置
塗布が終了したら、20分自然放置します。
乾燥しやすい状況であれば軽くラップを被せます。
カラーチェック
放置後、数箇所から毛束を取り出してカラーチェックを行います。
染料の取れ具合に応じて時間を調節してください。放置時間は40分以内にしてください。
シャンプー
カラーチェック後、地肌をこすり過ぎないようにシャンプーを行い、薬剤をしっかりと洗い流します。
ドライイング
必要に応じて前処理を行ってから、髪を乾かします。
脱染後の髪を確認
染料が分解されて、約11レベルの明るさになりました。ヘアカラーを行う際は、アンダーレベルを確認し、薬剤を選定します。
※8レベル以上が希望の場合、新生部には1つ低い色番の使用をお奨めします。(未処理毛より明度が上がりやすくなります。)
※ティントコントローラーを新生部に塗布していないときは、希望通りの色番を選定してください。
ヘアカラー施術
通常のヘアカラープロセス通り、新生部から既染部に薬剤を塗布します。
放置・カラーチェック後、シャンプーを行います。
※ヘアカラーの施術前は、レセ コートオイル(頭皮用トリートメントオイル)の使用をお奨めします。
仕上がり
ドライ後の仕上がりです。
10レベルのアッシュ系ブラウンに仕上がりました。
Line Up
OX2%を4倍で使用します。
(染料の残り具合に応じてOX6%をご使用ください。)
医薬部外品
OX6%を2.5倍で使用します。
(希望の明るさに応じてOX2%をご使用ください。)
医薬部外品